青森中2女子いじめ、葛西りまさん自殺事件。自治体は放置も、社会は許さず。






みなさんこんにちわ。


バサロマンです。





今回僕が注目したのは、平成18年(2016年)の8月に


駅のホームから飛び降りて自殺をした葛西りまちゃん(当時13)に関する事です。


原因はいじめ。


この事件に関しては、テレビなどで大きく報じられました。


よくテレビなどでいじめによる自殺が報じられていますね。


しかしこの事件、いじめをした加害者の十数人は


逮捕者なしの、全くのお咎めなし。




自治体は、自殺するほどのいじめがあったことを
認知していながら、放置しているのです。




自治体とは、地域の安全を守るのが責務なのではないのでしょうか。


人殺しのようなことをする人間が町に存在するのに、


その町で安心して生活が出来るのでしょうか。





僕(筆者)はこの記事を書いている時点で42歳になりますが


学生の頃のいじめと言えば、


みんなと比べてちょっと能力の低いような子が


ちょっかいを掛けられる程度の物でしたが、


昨今のいじめ問題を見てみると、そんな生やさしいものではないことが


よく分かります。


なんせ、中高生が自殺する程までに追い詰められるいじめなんですから。




で、この事件が僕の目に止まって興味を持ち、読み進めていくうちに、



この事件が人として絶対に許せない事件である事が分かったのです。



そして、人間でありながら、人間ではない人物が起こした事件なのです。





被害者は上にもあるとおり葛西りまさん(当時13)



見て分かるように、かわいいですね。


いわゆる「イケてない子」ではなく、


むしろ、「イケてる子」という感じです。


写真コンテストに参加した時の写真がこれなのですが、


コンテストに参加するあたり、


積極性もあるし、かわいいし、友達もいたようですし、


推察するに別に能力的に劣った子ではないように思います。


(劣っているからと言っていじめていいわけでもないのですが。)



それなのにいじめられたのは何故?


この事件について、詳しくまとめたブログがあります。



http://s-bgns.net/archives/2430.html




僕もこの事件を調べるにあたり、


ここの記事は参考にさせて頂きました。


執筆された方に感謝します。


このブログの情報ソースは、テレビのニュースや掲示板が主ですが、


中には被害者の友達が直接流した情報もあるようで、信頼できると思います。


お陰で、加害者十数人の実名と顔写真が分かっています。




今は誰でもネットに接続し、情報を流すことが出来ますので、


ネットがあれば、


テレビや新聞なんかよりも早く情報を得ることが出来ます。


新聞でも報じられていたので、一応それも以下に貼っておきます。


青森で中2女子、自殺か 遺書「いじめしないで」  :日本経済新聞




僕が調べ回って得た情報では、


りまさんは、加害者の主犯格の少女による個人的な恨みによって


いじめられたようなのです。



工藤千江梨。


多数のブログやtwitterの書き込みで一致しているのは、


この工藤千江梨の別れた彼氏が、


りまさんと付き合い始めた事による嫉妬で、


「いじめよう」と言い出したようです。


これが真実ならば、実に醜い話です。



自らはバスケ部の部長であり、


グループではリーダー格という立場。


これを活かしての発言ではないでしょうか。


ボス猿が言い出せば、それに就くメンバーは従います。


それが、このいじめの構図だと思われます。



この事件の内容については、既に有志がまとめてくれていますので


そちらに譲りたいと思うのですが、






僕が調べた結果、工藤千江梨率いる十数名は、


葛西りまさんの自殺後も、りまさんの友達をいじめていたという事です。


つまり反省がない。


何故反省がないのか。始めから殺す意図があったからではないでしょうか。


殺す意図があって、それを実行しただけだからなのか。




元彼を取られたという思いから


その時点で殺意が湧いたのでしょうか?



いじめのレベルが、学生でのいじめのレベルを超えているところに


この事件の異常さがあります。




そしていじめがあった青森県浪岡中学校は、いじめの存在を認めませんでしたが、


この遺書が出てきたことにより、渋々改めたという事です。


これもおかしな話で、葛西りまさんのいじめは、


自殺前に一度教員に見つかり、指導を受けたメンバーがいる。


つまり、学校側はいじめがあったことは分かっていたはずなのです。


いじめの存在を認めないという事自体がおかしい。




そしてその結果、校内アンケートが行なわれ、


いじめの内容が分かったのです。


目撃した生徒が腹数人いたという事ですね。




この事件は、歴とした殺人事件なのです。


しかし、加害者の逮捕はありません。


一体どうなってるんですか。


未成年だからといって何しても許されるのか。



加害者が許せないのは元より、学校まで腐っているのか。




葛西りまさんは、スマートフォンのアプリの中に遺書を残していました。


そこには加害者十数人の実名が書かれていましたが、


マスコミはそこの部分を黒塗りで伏せました。



しかし、関係者と見られる人物のリークによって、


全員の名前と顔写真がネット上に公開されたのです。





工藤千江梨 しじみ 浪岡の魔女
山本真梨菜 バレー部部長 マリマリ 悪魔の手毬豚
成田吏那
有馬空
上田美羽  ウィング バスケ部
山内瑠花
工藤青馬
千葉倫太朗
山口陸人
有馬栄希
木村瑠樹
長谷川温大
水木正紀
佐山龍空





──彼らの行動は許せない。


そんな思いが浪岡中学の生徒の間にあったのでは無いでしょうか。


全員の名前が分かっています。



名前と顔写真だけではありません。


住所、家の電話番号、親の名前までが公開されています。


この公開を受けて、ネット上では凄まじい情報拡散があったのです。


その原動力は、



────────許せない。



その思いなのです。


学校や警察が放置しても、社会がこの加害者達を許さなかった。


以下を見てください。





https://goo.gl/ECEqs1



実行犯の主犯格、工藤千江梨という名前でグーグル検索をした結果、


3910件のヒットがありました。



これが、社会が出したこの事件に対する答えなのです。


許されないのです。


学校が認めなくても、警察が動かなくても関係無い。


名前で検索しただけでこれだけのヒット数があります。


工藤千江梨は、相当な有名人になってしまったのです。



工藤千江梨だけではありません。


程度の差はあれど、加害者全員が同じような結果になっています。



平成29年現在(2017年)、中学3年生がほとんどだという


加害者達。


はたして、まともに就職できるでしょうか。




僕は、この加害者達を絶対に許しません。




追記:


ロイターの記事より、


りまさんが二学期の始業式に登校した折、


友達から「また新しい噂がLINEで流れている」と聞いたそうです。 


その翌日、列車にはねられ亡くなっている。



その他にも、彼氏が嘘の噂を信じて別れ、その後、彼氏もいじめに参加している。



つまりりまさんは、恫喝を受けたり殴られたりした他、


嘘の噂を流され、精神的にもいたぶられ続けていた事になる。



まさに壮絶ないじめだったのです。


やはり、始めから殺すつもりだったと思われます。


平成30年4月2日





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