みなさんこんにちわ。こんばんわ。

バサロマンです。

急に寒くなってきましたが、読者の皆さまは風邪など引いておられないでしょうか。

風邪を引いてしまうと、同じ時間を過ごしていても

体調も気分も全然違います。

人間の生きている時間は限られています。

快晴な時間の比率を少しでも多くした方が、

人生を有意義に生きていると言えます。

風邪を引いて不本意な時間を増やさないことが

人生をよりよく生きることが出来ているとも言えます。

風邪を引くと、もったいないですよ。

とは言っても季節の変わり目は風邪を引きやすいもの。

読者のみなさん、体調には気を付けてください。

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さてみなさん、池袋駅構内大学生殺人事件をご存じでしょうか。

1996年4月11日に起きた事件ですので、覚えている人も

少ないかも知れません。

事件をまとめた記事があるので参考までに以下にリンクを貼っておきます。

この事件は、当時大学生だった21歳の男性が、

駅のホーム上で大勢の乗客の前で訳の分からない人に絡まれた果てに

殴られ、死亡した事件です。

犯人は未だ、逮捕されていません。

親族は堪ったもんじゃないでしょう。

当時は連日ニュースや新聞で報じられましたが、

僕はこの事件を知って、大きいショックを受けたのです。

日本人の異常なまでの事なかれ主義に。

上にあるように被害者は、大勢の乗客の前で殴られて死亡しました。

そして殴られ、倒れ、出血しているにも拘わらず、

救急車が来るまで付き添っていたのは一人の老婆だけという

悲しすぎる現実。

木曜日の午後11時30分頃という時間でしたので、

早く家に帰りたいという人が多い。

終電がなくなってしまう。

気持ちは分かるのですが、それでもいくらなんでも

この素っ気なさ。

これが日本人なんですか。

これに僕はひどくショックを受けたのでした。

しかし同じ年のある日、僕は繁華街を歩いていると

階段の上に60歳ぐらいの老夫婦がいて、

そのうちのおじいさんが転倒し、

でんぐり返りをするように階段を

ゴツンゴツンと頭を打ち付けながら転げ落ちてきたのです。

上から転げ落ちてくる30秒ぐらいの間、

大勢の人は、誰も助けるでもなく、

駆けつけるでも無く、ただ立ち止まって見ているだけでした。

僕も含めて。

その後、連れの老婆（おそらく夫婦でしょう）が降りてきて

身を案じていましたが、

その後も誰も近付こうとさえしなかったのです。

自分の身近な場所でも、そして自分自身も

事なかれ主義だったのです。

この後、僕は友人二人と遊びましたが、

自分の不甲斐なさと勇気の無さに情けなくなって、

ずっと心の隅でこの事を気にしていました。

今でもずっと後悔しています。

これではいけない。

思えば日本はこれまで、国を挙げての事なかれ主義だったと言えます。

集団的自衛権。

例えば日本海で米軍艦が中国軍に駆逐されそうになっても、

目の前で見ている自衛隊は知らん顔をするのです。

これでいいのでしょうか。

今でこそ集団的自衛権が見直され、

自衛隊も一緒に戦う事になりましたが、

つい最近までは国を挙げて、

駅のホームで起きた事件と同じような事をするのが日本だったのです。

僕は思います。

政治が悪いとか、官僚がが悪いだとか。

いろいろ言う前に、僕たち国民が変わらないと

何も変わらないんだと。

政治家に正義や誠実さを求めるのならば、

まず国民ひとりひとりがそうならないといけない。

文句を言うのはそれからなんだと。

そうすればきっと、政治家も官僚も含め、国全体が良くなる。

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