女性は偉大。イヴァンカ氏演説を受けて。






みなさんこんにちわ、こんばんわ。


先日アメリカのトランプ大統領のご息女、イヴァンカ・トランプ氏が


都内で演説をしました。



テレビなどの大マスコミでは彼女に対する批判が多いのですが、


実際に彼女がその批判に値する物なのか。


イヴァンカ氏は女性の活躍できる可能性を広げたいという旨を


演説で述べました。





しかし女性の活躍を声高に謳った今までの主張は、


ジェンダーフリーなどを叫ぶ身おはしな主張が多い。


ジェンダーフリーは男らしさ・女らしさを無くす


男女平等ではなく男女同等を目的としたおかしな主張なのです。


例えばランドセルの色を男女同じにしろ!だとか、


女の子だけがスカートをはくのはおかしい、などといった


馬鹿げた主張を真剣に叫び、社会秩序を壊すモノなのです。




イヴァンカ氏の主張とは一体どんなモノなのでしょうか。




国際女性会議WAW! イヴァンカトランプ特別講演 字幕入れてみた



一部文字起こしした物を以下に、記します。



「アベノミクスの一環、ウーマノミクスは世界の人口の半分である女性たちが本当の意味で経済的な成長を促す、それを目指すものです。
女性達は指導力を発揮し、素晴らしい創造性と成功を経済において治めていくことができます。
女性が就労する時、様々な効果をもたらすことになります。
男性達は女性を採用し、ネットワークを築き、女性達は、所得の90%を家庭やコミュニティーに貢献させていくことになります。
そうすることで食料や、教育、様々な分野で成長をしていくことが出来るのです。
女性が就労する時、自分たちが支えられているだけではありません。
より良い未来を家族やコミュニティーにもたらすことが出来るのです。
現在、およそ49%の世界中の女性が世界の労働市場に参画しています。
女性達が男性との差を埋めることが出来れば、社会では1兆ドルのGDPを向こう10年間で生み出すことが出来るのです。
もちろん家庭で働く専業主婦達にも尊敬の念を持っています。
しかしながら、全ての女性達が自由に家庭の外で働ける事が出来るように、
そう選択すればそれが出来るようにする社会が必要です。
そうすることで女性達は、経済的な潜在性を達成し、基本的な変化を社会にもたらし、
未来における女性の役割を高めることが出来るのです。
まずビジネスそして政界のリーダー達は職場の近代化を図っていかなくてはなりません。
働く女性達のパーセンテージ、これはこれから増すにつれて、企業のあり方も変わってくるでしょう。
アメリカでは47%の女性達が、働いています。
アメリカの家庭の大半では両方の両親が働いている状況です。
女性が主な稼ぎ手である家庭もあります。
また、社会の中で未だに一人の稼ぎ手であり、そして伝統的な母親がフルタイムで家族の面倒を見てもう一人の稼ぎ手をもつという家庭もあります。
女性達は適切な形で、色々な形で貢献していきますが、ハラスメントなどを私達は許すべきではありません。
伝統的に企業文化の中で働く母親や父親達が長時間働き、そして信じられないほど、
労働時間が長く、休暇を取れない状況が続いています。
子供達の面倒を見る事が出来ない。
例えば、出産後一週間後に職場復帰しなければならない人達が大勢います。
働く親たちは避けられない選択肢に迫られているのです。
私は自分の民間部門の経験を活かし政府に参加することになりました。
不動産業に私は関わってきました。
またブランドを売り込み、そして起業家としての成功を治めてきました。
若い子供を持つ身で私自身、家庭と職場の両立が如何に難しいかは知っています。
男性と競い合い、家庭と仕事を両立させていかねばなりません。
しかし私は、大変幸運な立場にある事は知っています。
私は人生を通して、この時を掴みそして政府に参画することが出来ました。
女性のビジネス界における役割、経済を成長させることが出来る事が分かります。


(中略)



家庭にいて子供達を育てるか、或いは外に出て働くべきなのか、職場におけるその方針、
それは私達の価値観を反映するものでなければなりません。
今こそ社会は新しいイノベーション溢れる、女性が母親である事を謳歌するとともに、
職場でも働ける状況を醸し出すべきです。
これは女性の問題というだけではありません。
家族の問題なのです。
大半の人達は出産した後、「子供達の保育施設が不充分だ」そうした事情から
職場を離れる事があります。
しかし、先進国では少しずつ状況が変わりつつあります。
若い父親達が家事を助け、育児にも参加するようになっています。
職場でも近代的な現実と直面するようになりました。
今は、Eメールで世界中どこにいてもフレキシブルな経済の中で
問題に応え仕事して行く事も出来るようになりました。
ここ十年間、私達の在り方は変わりました。」




イヴァンカ氏の主張は、女性の潜在的な可能性を


世界中で広げるというモノのようです。


日本では特に男尊女卑の思想が強いというわけでは無く、


女性が蔑視されている国でも無い。


イヴァンカさんの言うようにアメリカでも


女性が自由に職業を選択できる社会になりつつある。



しかし世界には中国や韓国を始め、


男女平等とはほど遠い国々で溢れかえっていて、


そういった国々で、もっと女性が活躍できる社会の作ろう


という志なのだと僕は解釈しました。



それはすごくいい事なのですが、


我が国日本においては、その精神をこれ以上拡大させる必要は


あまり必要無いのではないかと思います。



古くから日本では、男性は外に出て働き、


女性は家で子供を育て、家事をして、留守中の家を守る


というものでした。


これは別に男性が優位で女性が劣勢な立場というわけではなく、


夫婦は二人でひとつであり、


それぞれの役割をそれぞれが全うすることで


ひとつのコミュニティーとして、まとまるモノなのです。




父親が外に働きに出ることも重要であるが、


母親が家事や子育てをすることも同じぐらい重要です。


しかし近代においては、父親一人の稼ぎで


家庭を養っていくほどの収入を得ることが難しくなっており、


夫婦共働きの家庭が増える一方で、


子育てはどうするんだという問題が叫ばれているということは


読者の皆さんもご存じのことと思います。



しかし社会は男性が働く社会の過渡期にあり、


今が社会の変革の時の節目であるという見方があります。


父親の収入だけでやっていけないのだから、


否が応にも変わらないといけない時期にある。



イヴァンカ氏の主張は、そうした中で


女性の活躍を広げようというモノです。



ただ、僕の私的な意見としてですが、


子供は未来を担うたくさんの可能性を秘めたモノ、


これからの社会を作っていく大事な存在ですので、


父親が外で働いて、


企業としての技術を向上させていくことも大事だとも思いますが、


それ以上に女性の素晴らしい母性による子育てに注力する社会を


作っていくことこそが大事であると考えています。



これを父親に任せて上手くいくものなのでしょうか。


疑問です。


世界に今のような文明国が無かった原始時代から、


父親は狩りに行く能力が長けて、


女性は、コミュニティーを作ったり子供を育てることに


長けていったのです。


国家存続という意味においても、人類存続という意味においても


子育てが如何ほどに重要であるかは、考えずとも理解できるはずです。。




広い目で見て、女性の持つ母性による子育てが社会において


どれだけ重要であるかを世界中がもっと認識すべきだと思います。


女性による影ながらの力があるからこそ、


男性が力強く働いていけるんだという事を強く認識すべきです。




しかし父親の収入だけで家庭を養っていけないという


今の状況を見た時に、女性の社会進出は仕方が無いという認識です。


男性が持つ弱い母性での頼りない子育てよりも、


母親の強い母性で子育てに注力して欲しいのですが、


社会の変革の中で生きていく我々は、


これに対応していかねばならず、


男性は、子育てだけに留まらず、


経済的にも女性に頼らなければいけなくなるという


肩身の狭い身になってしまいます。




しかし、今の日本でもよく見られるように


母親は、パートタイマーで働く程度で充分じゃないかと


僕は思います。


女性の持つ母性を重要視して、


父親の収入を補う必要があるなら、


それがベストではないでしょうか。




女性が企業家になる事が悪いことだと言うつもりはありません。


しかし日本国内において、女性の社会進出を今以上に進めると


子供が育ちませんよと言いたいのです。



戦後、核家族化が進み、共働きの家庭が増え、


親の愛を充分に受ける事ができない家庭が増えたからこそ、


親の死後、死体を腐乱させたままにして黙って年金をもらい続け、


そのお金でで生活するという人間が出てきてしまったの


ではないかとも僕は思うのです。




イヴァンカ氏の主張は、専業主婦の女性を


蔑視するものではありません。


専業主婦の女性にも敬意を払っています。


それは彼女自身が母親である事、


仕事と家庭の両立で苦労したことなどからも汲み取れます。




女性が専業主婦になるか、社会進出するか、


自由に選択できる社会を作ろうというものです。



専業主婦は、立派な社会貢献にもなっているのです。


イヴァンカ氏も、その事は充分に分かっておられるだろうと思います。



しかしながら、このイヴァンカ氏の演説を謝って理解し、


女性が外へ出て働くことこそが美徳であるというような


間違った方向には進むべきではないと言いたく、


このブログを書きました。




日本は素晴らしい国です。


また、日本の女性は素晴らしい。


これを大事にしながらより良い未来へと進んでいくことを


願っています。




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